なぜ妊活妊娠中に葉酸を摂取した方が良いの?

葉酸は、水溶性ビタミンB群の一種で、ほうれん草の葉から発見されました。アミノ酸や核酸の合成の際に用いられ、細胞の生成や再生をサポートします。

 

体の発育を促す働きがあるので、新しく細胞が作り出される場には必須の栄養素であり、赤血球の生産をサポートする役割があります。特に、核酸(RNA、DNA)は遺伝情報を担う働きがあるので、妊活中には重要な栄養素です。

 

多く含まれる食品は、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜で、その他、レバーや豆類、マンゴーやいちごなど果実にも含まれます。光や熱に弱く、水に溶けだしますので、野菜や果物などは購入したらすぐに冷蔵庫に保管して、新鮮なうちに食べるようにします。調理する場合には、ゆで汁やスープを食べられるようなメニューを工夫します。

 

妊活妊娠中に葉酸が不足するとどうなるの?

妊娠初期に葉酸が不足すると、先天性の疾患を招く恐れがあります。妊娠4週~12週は細胞分裂が盛んなので、不足すると神経管の発達に異常をきたす「神経管欠損症」になると考えられています。神経管の上部で閉鎖障害が起きると脳が形成不全となって「無脳症」になり、流産や死産になるか、生後短時間で死に至ります。

 

神経管の下部で閉鎖障害が起きると脊椎の一部が形成されず、「二分脊椎症」になります。神経障害を伴わないケースもありますが、通常は何らかの障害が現れます。足がうまく動かせず歩きにくい運動障害や、感覚麻痺、膀胱障害、直腸障害などが主な症状です。

 

授乳期に不足すると、赤ちゃんの発育が遅れることがあります。このように、妊活の時期から授乳期に至るまで、長期にわたって必要になります。

 

ですから、妊活の時期から夫婦で葉酸を摂るのが本当に大切です!

 

妊活妊娠中にどれくらい葉酸を摂取するといいの?

15歳以上の成人男女の葉酸摂取量の目安は1日200㎍ですが、妊婦は400㎍、授乳婦は280㎍が望ましいとされています。

 

ただし、前述したように、加熱すると半分近くが流出してしまいます。また、毎日排出されるため、毎日継続的に摂取する必要があります。このため、厚生労働省では普段の食事に加えてサプリメントを積極的に活用するよう推奨しています。

 

胎児の脊椎は妊娠6週までに形成されるため、妊娠に気づいてからではなく、妊活中から葉酸を積極的に摂取する必要があります。妊活中からサプリメントを飲むなどして、安心して妊娠を迎える準備をしましょう。

 

最近、男性側の葉酸不足の問題も指摘されていますので、妊活中はカップルそろってサプリメントを積極的に利用することをおすすめします。

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